コンクールが年明けまで続いていました。
今回出場してくれたみなさん、ファイナルまで進まれ、長い期間、指が動きにくくなる真冬まで本当にがんばりました。

Cちゃんはこの日たまたま、いつもは絶対に起こらないミスタッチがあっただけで惜しいのですが、大きな舞台の上で、大人でもドキッとしてしまうその瞬間を乗り越え、しっかりと最後まで弾いてくれました。
特に安定したテンポ感や、のびやかなフレーズ感はとても音楽的で、審査員の先生によってはきちんと評価頂き、金賞を取れる程の得点もありました。
また次へ向けていきましょう!

Rくんは遠くの会場での参加でしたので疲れやいつもと違う雰囲気があったのだと思います、3回ほどミスしてしまったとのこと、それでも金賞評価の得点があったのですごいです。
審査員は女性の先生が割合的に毎回多いですが、Rくんのダイナミックさはいつも男性の審査員が高く評価してくれます。
帰りにたくさんの楽器に触れられる場所へ行かれ、とても楽しく過ごした様子で嬉しくなりました。

Sくんは動画で出場され、初めての経験で舞台よりしんどい部分もあったかもしれませんが、とても頑張って落ち着いて弾いてくれました。
頂いた点数を見ますと高評価で、舞台でしたらもう一つ上の賞だったと思うのですが激戦ですね。
新たなメダル、嬉しいと聞き先生も嬉しいです。
休む間もなくまた次が控えていますがとても楽しんで練習してくれています。
年末年始も関係なく、みんな先にある本番を毎日感じながら過ごされたと思いますが、保護者の皆様も子供たち以上に気を遣われ、体調管理や時間管理と、日々の育児に加え、とてもお忙しかったと思います。
本当にありがとうございます。
今の時期は受験生もしんどい時期にあたります。
コンクールを通じ、お子さんの成長や精神的なサポートなどの経験も蓄積されるといいなと思っています。
コンクールなど本番が無いみなさんの教室のレッスンも、毎回楽しく進んでいます。
教則本をじっくりこなす子、ぴあのどりーむが好きな子、バーナムが好きな子、バイエルが一番弾きやすいと感じる子、ソナチネをスラスラと弾ける子、好きな曲をメインにどんどん仕上げていく子、それぞれの個性に合わせ、伸びるところからどんどん伸ばしていくようなレッスンをしています。
花丸をする虹色鉛筆が削れて毎週短くなっているのを驚く子もいます。
幼児さんから大人の方まで、ピアノの面白さをたくさん伝えたいです。