新1年生のCちゃん、全国から出場者集まるコンクールファイナルで第1位金賞を受賞しました!
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他の舞台で少し上手く行かなかった経験をバネに、絶対に本番、いつも通りに間違えないで弾く!と強い気持ちで、毎回同じように弾くことを繰り返してくれ、表も作ってたくさんシールを貼って練習してくれました。
最後のレッスンで帰る時に「金賞取ります」と先生のためにも言ってくれて⋯涙
本番先生も聴きに行きました。ご家族や親戚の方の応援も頂き、大きな舞台、大きなピアノの前に座り、落ち着いてテンポ良く、推進力あり、フレーズ感あり、最高級のホールに単音のメロディが、右手も左手も同じように狂いなく歌い、見事な演奏でした。
ミリ単位の細かさで先生は聴いているので一箇所だけあと少しこうだったらとは思いましたが、メロディをあんなふうに弾けるのは圧巻、大人でもなかなか出来ない程の仕上がりでした。
特に左の小指、5の指をコントロールする事は難しく、まだ生まれて数年のお子さんがすぐに出来るものではありません。
親指1の指も5本の指の中で一番の乱暴者、これをいかにコントロールするかで、演奏の質が変わってきます。
指一本一本の性質に合わせどのような音にするか、バランスを取りながら、あと少し強め、こっちは弱め、と毎回のように伝え、ひとつも嫌そうだったりしんどそうだったりもせず、全部に応えてくれたCちゃん、ホワンとした優しい子ですが忍耐強さはピカイチです。
ここまで練習して発揮できた演奏、審査員の先生に届いてほしい!時々、子どもらしい演奏が評価されることがあるので不安もありましたが「とてもよかった!上手だったよ」と舞台袖から戻ったCちゃんに伝え、結果を聞かず身内の用事で先に帰ってソワソワしていたのですが、金賞のお知らせを聞き、結果発表の様子も動画で見せて頂き、結果がわかっていても心臓に負担がかかるほどの緊張を感じましたが、本当によかった、と安堵するやら涙があふれるやらで、感情が目まぐるしかったです。

新3年生のSくんも全国のファイナルコンクールで第2位銀賞受賞です!報告を頂いた時がんばった日々が思い出され涙を止めるのが大変でした。
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Sくんにもここは強め、ここは弱くと毎回うるさく、ピアノが嫌いにならないでほしいと思いながら伝えていましたが、両手で同時に同じ動きをするモチーフが多い曲でしたので、指使いは右手左手逆になりますからバランスを取るのが非常に難しかったと思います。
鍵盤を押し込むようなタッチや、上に弾き上げるというのは物理的におかしいですがそんな弾き方も出来るよう何度も練習しました。曲には歌詞がついていて「たのしもう」とあるのですが、これがイヤミに見え苦しくなるほど何度も何度も練習しました。本番が近くなりかなり整っていた演奏ですが、もっと出来るところがある、と、最後の最後まで表現をつけて、そこでもうイヤともならず急成長するSくん。底力は想像以上でした。最後のレッスンでこの曲を先生が弾いてみましたが、3度の和音を右左交互に弾きながら高音域にいくところ、Sくんの方がはるかに上手な程でした。
足台の幅が足りず、体を支えなければいけないにも関わらずです。
先生が完璧と思うまでレッスンしましたが、本番そのように弾けるかはやはり初めての舞台、ピアノ、わかりません。お聞きすると少し音が弱くなったかもしれないとの事でしたが、他は完璧に出来たとの事、素晴らしいです!
以前も大ホールのコンクールで、他の出場者より一段階弱い演奏になった子が3賞に入賞したこともあり、審査の二階席には美しく溶け合った音が届いたのだと思います。

このコンクールでは足台のセッティングをスタッフの方にしてもらうのですが、ペダルを使わないのに台の持ち込みで保護者が舞台袖から舞台までお子さんに付き添っているのをたくさん見て、なるほど、最後まで寄り添う方法かもしれない、とも思ったのですが、CちゃんもSくんも、親御さんと離れ、一人で静かに順番を待ち、演奏を確実に出来ました。
舞台袖ではお母さんが寄り添う同い年の子たちもいた中で、どれだけ緊張し不安に思った事でしょう。
それから、きょうこ先生は課題曲の模範演奏を渡して「この通りに弾いてください」というのは初めにしない事にしています。
手っ取り早い方法かもしれませんが成長の妨げになります。
今はYouTubeなどで聴けてしまいますし、課題曲を選ぶ参考にはしますが、譜読みからちゃんと始めます。
本人が自分で考え、どんな指の組み合わせなのか、鍵盤の高さ含めた地理、音が組み合わさるとこんな響きになるんだ!この音いいな、この音はさみしいな、全部子供たちにとっては初体験なのです。
真似っ子してください、は、していないです。
(※伴奏に関しては演奏動画すぐに送る場合があります)
しばらくレッスンして仕上がってきたらこんなふうに、と参考で弾いたのを撮ってもらうこともあります。普段のレッスンは保護者の同伴もありません。本番直前に、特に気をつけるところを保護者の方にもお伝えしますが、それまではどんなに小さい子でも、先生―本人の意思疎通でレッスンしています。
曲を生徒さんと一緒に育てていく感じです。
そんな、簡単ではない回り道なやり方で、本番ひとりで成し遂げたふたりに大きな拍手を送りたいです。
おうちのみなさんの温かさや応援もぐんぐん育つ土壌だったのだと思います。

長々と最後に、実は先生も新しく去年出来たコースを受けました。自分が出ることで感触をご指導に生かせることが多々あります。
並べて撮らせて頂きました。
ふたりのトロフィー、立派で素敵です!
おそろいもあり、本当に嬉しく思い出が深まりました☆
青すごく綺麗で羨ましいです!!
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今年のコンクール予選の課題曲も色々出ています。興味のある生徒さんいましたらご連絡くださいね。
2025/04/15(火) 22:31
新学年、新学期にそろそろピアノを始めようかな?と考えられているおうちも多いと思います。
けれど、ピアノ教室へ通うには88鍵のピアノを用意しなければなりません。当教室でもお願いしています。
そのハードルが高く悩まれている方もいらっしゃるかと思います。
88鍵を用意する前にピアノ・鍵盤楽器の基礎を学べるオススメの教室があります!

【ケンひま音楽教室】さんです。

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https://ameblo.jp/himawarieriko1711/entry-12885148089.html

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当ピアノ教室でも、初めてさんは鍵盤ハーモニカと同じ音域を1〜数年かけて覚えていきます。
その後音域も広げテクニックも増やしていくというカリキュラムです。
その基礎を【ケンひま音楽教室】さんで学ばれて、落ち着いてピアノに移行、というのは子供たちにとっても保護者の方にとっても安心ですね。

ケンひまの先生方と一緒に、演奏させて頂いたこともありますが、素晴らしい演奏家の方々で、いつも気持ちを豊かにさせてもらっております。
心も育つ教室での確かな鍵盤レッスン、オススメです♪


そして、子育てで悩まれるママさん方へご紹介です。

【ひまわりのたね】

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https://ameblo.jp/himawarieriko1711/entry-12892095482.html


育児が始まると、それまで過ごした学校や職場とは全く違う生活になりますが、誰にも会えなかったり孤独になるママさんの癒しの場です!
今準備されているところですので、【ひまわりのたね】をおまもりとして心に留めておいて頂き、大変そうなママさんパパさんにも伝わり広がっていったらと思います。

25年間、ひまわり幼児教室を開室され、何百人もの子供たち、ママさん、パパさんを見守られてきたひまわり先生に話を聞いてもらったり、アドバイスを頂いたり、気軽に立ち寄れる、みなさんのお支えの場になるのではないでしょうか♪

大切なひとりひとりの子供たちが、すくすく成長していける安心の場のご紹介です。
ぜひご覧ください!!
2025/04/03(木) 14:58
明日から新年度が始まりますね。
新しく教室に来られる生徒さんもドキドキだと思いますが、みなさん安心してお越しくださいね。

年度末は生徒さん達も様々なイベントがありました。
高学年のEちゃん、中学生のRくん、最高学年を送る会の合唱でピアノ伴奏に選ばれました。
Eちゃんはオクターブ連続もある難しいところも表現しながら弾きこなしてくれました。
前奏や間奏の感動的な音色も素晴らしく、お別れの会に相応しい響きを奏でてくれたと思います。
ペダルの細部までこだわって完成させてくれました。

Rくんはオーディションが2回あり、毎日音楽室のグランドピアノで譜読みから練習したそうです。
レッスンに初めてこの楽譜を持ってきてくれた時、一緒に右手から譜読みしようと思っていたらもう全部、両手で通して弾けていたのでびっくりしました。
確か2日前くらいにもらったばかりでした。
そこからはテンポ、リズム感、強弱、ペダル、歌とのタイミング、これは伴奏の全員にレッスンしていますが繰り返し練習し、最後に二人選ばれてどちらかひとり、というオーディションで見事伴奏者になりました。
「アーティキュレーションが良い」という評価を頂いたそうです。細やかに練習したのが認められました。
妹のRちゃんが「Rくん毎朝練習してた」と教えてくれました。とても真面目なRくん、吹奏楽でも活躍中です。

教室にはもう通われていないですが、高校生のAちゃん、Sちゃん、Sくんから吹奏楽部のコンサートのお知らせももらい聴きに行きました。
Aちゃんは吹奏楽がかなり強豪な高校へ入学されましたが、決めたのが中3夏休み頃で、もう直後に入試前の入部オーディションが迫っていました。
ピアノを高学年の頃に目覚めたように頑張り急成長、譜読みも得意になっていたAちゃんです。
見事担当のホルンの試験で合格し、全く準備していなかったのに強い心も含め才能が花開いたと思いました。
コンサートでは、ミュージカルが次々と盛り上がり、迫力の演奏と、ずっと動き続けている体力に驚くばかりでした。
1年間で300回のコンサート(遠征)!すごい!

Sちゃんは昨年部活でピアノを担当することになりワンレッスンでしばらく来てくれていました。今回は担当のフルート、ピアノの発表会でも先生が伴奏させて頂いたこともありますが、とっても美しい音色で、今回のコンサートでも開演前演奏で四重奏があり、本当に綺麗でした。
Sちゃんは、受験生の時に通った塾の先生がなんと偶然、同じく当教室に来てくれていた今大学生のRちゃんだったとのことで、とてもいい高校だと聞き同じ高校に行かれました。行きたいと思ってすぐに入れる学校では無いですが二人とも勉強も頑張ったのですね。
Sちゃん小さい頃はピアノの音量を出すため強く弾く練習を重ねましたが、高学年で指もしっかりし、速い曲も得意、今もあんなにずっと演奏できるほど体力もありすごいです!

Sちゃんを塾で教えてくれたRちゃんは高校では合唱部、大学では音楽サークルに入られ、なんとドラムを担当しているとワンレッスンに来てくれた時に聞きました。
ピアノをやっていたからリズム感がいいと言われたそうです。
Rちゃんの才能でもあります。先生はドラムセットに座ったことはありますが、はたして何をどうすれば?状態だったので感心してしまいます。

高校生のSくんも久しぶりにワンレッスンに来てくれ、AちゃんSちゃんの吹奏楽コンサートの話をするとSくんもある、とのこと。テナーサックスをやっていたのですが、今はドラムと聞きまたびっくり。
3人とも日にちがずれていて助かりました。
Sくんの部はアンサンブルくらいの少人数でしたが、ドラムがリードして、ダンスもあり、その後OBOGも加わり本格的な重厚な演奏で、パーカッションのたくさんの楽器をこなしていました。
シロフォン、グロッケンも覚醒したような演奏でした。

先日の東淀川区中学生の吹奏楽コンサートでも思いましたが、合奏は本当に楽しいですね。
ピアノはひとりですが、合奏をしているようなものでもあります。
右手と左手、という区分ではなく、ソプラノ、アルト、テノール、バスという四声体が基本です。
たくさんの楽器との体験がまたピアノを弾いた時、「ここにこんなメロディがあった」「バスがこんな動きをしていた」など気付かされる事もあると思います。
吹奏楽やオーケストラほどの彩りも圧倒感もありませんが、ピアノはひとりで音楽の基本を学べますね。

みんな初めは真ん中のドから、「いちとお、にいとお」カウントし、指使いをうるさく(ごめんなさい)指導し、譜読みのコツを毎回線を書いたり、そうして今も音楽を楽しんでいて…。
この教室でなくても生まれ持った才能と好奇心でみんなこのように成長したとも思いますが、この教室でよかったかもと思えるのは「安心して弾ける、演奏できる」ということではないかなと思います。

受験の終わった中3のMちゃん、Sちゃんから志望校合格の嬉しいお知らせもお聞きしました。
おめでとうございます!
みんなまた4月から羽ばたこう!
2025/03/31(月) 21:22
コンクールが年明けまで続いていました。
今回出場してくれたみなさん、ファイナルまで進まれ、長い期間、指が動きにくくなる真冬まで本当にがんばりました。

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Cちゃんはこの日たまたま、いつもは絶対に起こらないミスタッチがあっただけで惜しいのですが、大きな舞台の上で、大人でもドキッとしてしまうその瞬間を乗り越え、しっかりと最後まで弾いてくれました。
特に安定したテンポ感や、のびやかなフレーズ感はとても音楽的で、審査員の先生によってはきちんと評価頂き、金賞を取れる程の得点もありました。
また次へ向けていきましょう!


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Rくんは遠くの会場での参加でしたので疲れやいつもと違う雰囲気があったのだと思います、3回ほどミスしてしまったとのこと、それでも金賞評価の得点があったのですごいです。
審査員は女性の先生が割合的に毎回多いですが、Rくんのダイナミックさはいつも男性の審査員が高く評価してくれます。
帰りにたくさんの楽器に触れられる場所へ行かれ、とても楽しく過ごした様子で嬉しくなりました。


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Sくんは動画で出場され、初めての経験で舞台よりしんどい部分もあったかもしれませんが、とても頑張って落ち着いて弾いてくれました。
頂いた点数を見ますと高評価で、舞台でしたらもう一つ上の賞だったと思うのですが激戦ですね。
新たなメダル、嬉しいと聞き先生も嬉しいです。
休む間もなくまた次が控えていますがとても楽しんで練習してくれています。


年末年始も関係なく、みんな先にある本番を毎日感じながら過ごされたと思いますが、保護者の皆様も子供たち以上に気を遣われ、体調管理や時間管理と、日々の育児に加え、とてもお忙しかったと思います。
本当にありがとうございます。
今の時期は受験生もしんどい時期にあたります。
コンクールを通じ、お子さんの成長や精神的なサポートなどの経験も蓄積されるといいなと思っています。

コンクールなど本番が無いみなさんの教室のレッスンも、毎回楽しく進んでいます。
教則本をじっくりこなす子、ぴあのどりーむが好きな子、バーナムが好きな子、バイエルが一番弾きやすいと感じる子、ソナチネをスラスラと弾ける子、好きな曲をメインにどんどん仕上げていく子、それぞれの個性に合わせ、伸びるところからどんどん伸ばしていくようなレッスンをしています。

花丸をする虹色鉛筆が削れて毎週短くなっているのを驚く子もいます。
幼児さんから大人の方まで、ピアノの面白さをたくさん伝えたいです。
2025/02/09(日) 09:13
いよいよ 12月となりましたね。1年間を振り返って皆さん どんな思い出がありますか?

秋は生徒さんたちに学校行事の話をよく聞きます。
運動会、創立記念式典、文化祭、社会見学や遠足などなど、どこの学校も工夫を凝らされて、生徒さんたちとても楽しんでいる様子です。

音楽に関係することでは文化祭と合唱コンクールと学習発表会があります。そこでピアノを弾いた生徒さんも多数、クラスが優秀賞だったと教えてくれた子もいて嬉しいです。
動画を見せていただいた小学生の生徒さんたち、合奏の土台としても、リードする役目としても立派な演奏でとてもかっこよかったです。
ダンスと歌の伴奏をした高校生の生徒さん、クラスをとても盛り上げたそうで、レッスンのたびに前回伝えたことを必ず完璧にしてくるほどの練習の成果だと感動しました。

本番の話を聞いた子の中にはいつもの方がうまくいったという子も何人もいました。
誰にでもあることです。先生も何度もあります。
次へ向けて一緒にまたがんばりましょう。
緊張の中、本当によく頑張ってくれました。演奏 というのは瞬間の積み重ね、特にピアノはいつも弾いている楽器個体と違うタッチのものを演奏しなくてはいけないため、最後まで弾けたというだけで大きな拍手を送りたいです!

ピアノだけでなく、鍵盤ハーモニカやリコーダー、打楽器も歌もそれぞれの難しさがあり、どれが欠けても合奏は成り立ちませんし、多くの楽器を経験したり色んなパートを担うことは財産です。
大人になってからその機会が訪れる事ないので、今のうちにたくさん楽しんでください。

秋にはコンクールの本選もありました。
Rくんとっても良い点数を頂き、おひとりだけ、かなり厳しい先生がいらした会場で銅賞受賞です。
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ファイナルでは曲を変更することにしました。長く弾いた曲のほうが体も覚えていていいのですが、選曲に幅のある場合、言うなれば基礎点のような部分は多少影響します。
先生は自由曲のコンクールに出る場合は必ず最難関の曲を用意していました。
講評を頂きたい曲がある時には結果は考慮せずにその曲にしていますがそれはレッスンの意味での出場の時です。
Rくん新たな曲をすぐに譜読みしてくれました。秋はエレクトーン、歌、ドラムのコンサートにも出演され大忙しでしたが(動画とっても楽しかったです)年末年始はピアノを長い期間練習となり、これがコンクールで乗り越えなければならない大変さですが一緒にがんばりましょう。


Cちゃん金賞受賞です。
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同じように弾く練習を何度も繰り返してくれた毎週のレッスンを思い出し、あの伸びやかな広がる音をホールに響かせてくれたこと、よくこんなに集中してくれたととても嬉しいです。
特に右手のレガートと深い音を出す部分練習、しつこく繰り返してもらい、自ら何度も弾いてくれて、小さな手でどんどん良い音を作れるようになりました。
その事が審査の先生方も大絶賛でしたし、きょうこ先生はテンポを維持できていることと、左を同時に弱い音にするのが幼児さんで出来たこと、それもすごいと驚いています。
コンクール経験者の仲良しのお兄ちゃんの応援に包まれ安心して弾けたとうかがい、心が更に温まりました。


Sくん、本選前に熱でピアノを弾けない時期があり、レッスンも先生が用事で直前にできなかったため、いつものベストではなかったのですが、三拍子の拍感を徹底的に練習してくれていたのがちゃんと自分のものにできていて素晴らしいです。それを審査の先生方全員に褒められ銅賞受賞です。
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三拍子で弾むスタッカート、本当に生き生きとしています。そして難しいことですが、音色を変えて弾くというのを今懸命にしています。ハノンの音階もしているので多くの学びがまた爆発的に急成長する予感がします。
発表会で弾いたお気に入りの曲、跳躍が多いものでしたがこちらが今回の腕の運びやリズム感につながっているとも思います。じっくり弾く部分を集中して練習し、より磨いていきます。

コンクールでない普段のレッスンでも、全生徒さんに同じレッスンをしています。
違うのは、コンクールでは完成するまでしつこくしつこく同じことを繰り返す、というところだけです。
それであまりにしんどい、となってしまう場合もあります。
今できないことは体が大きくなってすんなり出来ることもあるのですが、今優しく見逃したとして本番一番傷付くのはこの子なんだ、ということを念頭においています。
体格差は大きいですが、出場でその差を考慮されることはなく、あくまで曲の完成度です。
この練習つまらないのかも、とわかる場合があったとしても、楽しく楽しく!な雰囲気で繰り返し一緒に練習します。それがコンクールの場合です。

普段のレッスンでは、暗譜含め完璧までしますと曲が進まなくなります。
生徒さん達の多くがピアノを習って「好きな曲を自分で弾けるようになること」を目指していると思うので、その練習曲で学ぶ要素に重点を置いたり、譜読みが伸びそうな子はどれだけゆっくりでもいいので、両手で自分で弾けたら合格、譜読みがしんどそうなら指番号で弾いて鍵盤の位置を把握してもらう、頭で考えるだけでなく手触り、薬指や小指を動かすというところ、それぞれの子たちが嫌にならないレッスンをしています。

その子に合わせて順次していますと、「これ一緒に速く弾いてみよう」となり、子供たちはそういうチャレンジも好きで、ゆっくり弾いていた事が身についていますので、突然上手く弾けたことにびっくり、自分の才能を知って喜んでくれていると思います。それが生徒さんからいただく大きな贈り物のようにいつも感じています。

12月のみなさんの楽しみはクリスマスですね。特にサンタさんからのプレゼント。毎年何を頼んだか教えてくれる子もいます。
大人はもらえないけど先生なら楽譜がほしいなープロコフィエフ!といつも言いますが(笑)何もいらないですね、子供たちがたくさん喜び楽しさの中で成長してくれる世の中であること、これだけです。
2024/12/01(日) 23:46
涼しく過ごしやすくなりました。
学校でも合奏、合唱、文化祭など、音楽の場が広がる季節です。

当教室の生徒さん、ピアノ伴奏をする子が今9名いて、みんなテンポやリズム、旋律を生かす表現や強弱に気を付けて熱心に練習しています。
立候補した子、頼まれた子、全員ピアノが弾けるからこそ担うことができます。

普段からピアノをしていると、こんな時にも可能性が広がりますね。
ピアノが弾けると他の楽器もしやすくなるのでどのパートも選ぶことができます。
おうちで練習時間をなかなか取れない生徒さんでもレッスンの時に一緒に練習し、そのやり方を復習してもらうことで必ず弾けるようになります。

伴奏者、発表会、コンクールなどの活躍の場でピアノを弾ける以外にも、今はインターネットで見つけた好きな曲を弾きたい生徒さんも多く、基本を進めながら普段でもそちらを取り入れて楽しんでいます。

YOASOBI、Ado、ボカロ、映画、ゲームの音楽もとても人気です。
きょうこ先生は以前ゲームの曲や効果音を作る仕事をしていたのでそちらのジャンルも大好きですし、ピアノコンクールに出たり審査をしたりでクラシックも大好き、ピアノはいろんなことができるなあと改めて感じます。

他の楽器も興味があり、一応ひと通りの仕組みなどは覚えましたがまた色々練習したいですし、今はリード楽器を吹いてみたいと思ったりしています。

これから冬に向け、寒くて指も動きにくくなってきますが、伴奏やコンクール、予定のある生徒さんたちがみんな自信を持って、安心して本番を迎えられるようレッスンでしっかりご指導させて頂きます!
2024/10/22(火) 13:10