先月も多くのコンクールがあり挑戦してくれた皆さん、受賞おめでとうございます!

小学低学年のYくん
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今回曲をもう一曲増やしての挑戦です。
同じ作曲家ですが正反対の要素を持つ2曲。
表現の仕方も弾き方もたくさんの種類を使い分けなければなりませんが、見事に柔らかく弾んだ演奏から一転、集中力のいる精緻な演奏に切り替えてくれ優秀賞を頂きました。おめでとう!
ダンパーペダルと左のソフトペダルもうまく使いながら速いパッセージも(それも左手!)まっすぐに駆け上がれています。
背も伸び手も少し大きくなってダイナミックな演奏も安定して出来ています。
得点には今まで見たことのない98点が!!
すごいです。
更に磨きをかけて美しく、かっこよく弾いていきましょう。



中学生のRちゃん
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今回曲を全て変更して出場してくれました。
予選でショパンエチュード「蝶々」「木枯らし」という音大生でも難しい性格の違う2曲から、弾ける人も限られるくらい難関なラヴェル「水の戯れ」です。
曲目を見るだけで可能なの?と思ってしまう選曲なのですが(みなさんYouTubeなどで一度聴いてみてください、3曲とも音に溢れとても素晴らしい美しい作品です)Rちゃんは短期間で仕上げ、なんと暗譜まですぐ出来てしまいました。
譜読みから指の配置から全てが大変で、間に合うだろうか、という先生の心配は要りませんでした。大好きなこの曲を弾けるのを喜んでくれとても嬉しいです。
そして優良賞を頂き、これだけのレパートリーを持ち、大きな財産となりました。おめでとう!



高学年のMちゃん
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自分で選んでくれた曲に更に磨きをかけ、銀賞を受賞されました。おめでとう!
レッスンではあんな風こんな風と、様々なアプローチの演奏をしてもらいながら、舞台という大きな場所で大きなピアノを響かせるために試行錯誤が続いています。
レッスンの間、立て続けに弾いてもらってしまい慌ててお話や解説の時間をとって少し腕を休めるようにした、というくらい夢中で磨いていました。
ピアノはここまで来ると指でなく手首から肘にかけての負荷がすごいです。
もっと進むと背中が熱くなります。
またたくさん弾いていきましょう。


当教室では出場が初めてのコンクールを探してくれ挑戦された低学年のCちゃん
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入賞率も低めのコンクールでしたが見事優秀賞受賞です。おめでとう!
選曲も自分でしてきてくれました。いつも一定のテンポ感を保ち、長い音価も休符もきちんと取れているのを生かし、たっぷり呼吸も取って仕上げていきました。その部分を評価してくれた先生もいらっしゃいます。
長い期間、そこまで長くない曲を繰り返し練習するのはとても根気のいる事ですがいつもじっくり考えながら確実に弾いてくれています。
次はまた新たな舞台に合わせたアピールで仕上げていきましょう。



中学年のRくんはファイナル出場が決まりました。おめでとう!
選曲をしてもらっているところです。両方弾いてどちらがいいか、しばらくずっと付き合うことになる曲です。曲そのものを好きか、手に馴染みそうか、そんなところまで経験を積んでもらっています。
決まったらまたがんばっていきましょう。


2025/12/04(木) 11:15